8本編み ~Round Braid

 

 

丸編みとか、8本組編みとか、そういう編み方のものです。

 

説明に使った革紐は長さ30cmで、紐の幅が2mm程度のものを4本です。

この紐を二つ折りにして1本あたり15cmとし、折り部分をクリップで挟んで編んでみます。

出来上がり部分8cmと仮定して作りました。

 

手順の途中で、裏側から見た写真をいくつか載せています。

たまに編み目が飛ぶときもあるので、時々確認をすると良いと思います。

 

 

 

1.銀面左からa.~d.、床面左からe.~h.と呼んで説明をします。

 

 

 

 

2.はじめにb.c.を交差させます。c.の上にb.を乗せます。

 

 

 

 

3.次に床面紐の左から2本目f.を持って、g.をくぐり、h.を越えて、銀面紐のd.をくぐり、b.の上に乗せます。

 

 

 

 

☆3の裏側. 裏から見ても1本ずつを交互に絡んでいます。

 

 

 

 

4.床面紐のg.を動かします。e.をくぐり、a.を越えて、c.をくぐって、f.の上に乗せます。

 

 

 

 

☆4の裏側.こんな具合になっていると思います。

 

 

 

 

5.次は床面紐のe.を持って、h.をくぐって、d.を越えて、b.をくぐって、g.に乗せます。

 

 

 

 

☆5の裏側.

 

 

6.次は最後の床面紐のh.を持って、a.をくぐって、c.を越えて、f.をくぐって、e.に乗せます。

 

 

 

 

☆6の裏側.裏側も勿論、これで全ての紐が組まれました。

 

 

 

 

7.あとは5と6の手順を繰り返しながら編み進めていきます。

 

 

 

8本編みは本数が多いだけに中心が空洞になります。

ブレスレットのように、扁平につぶれて良いものであれば芯は無くても良いと思います。

お財布の命綱などに用いる場合は芯を入れると安定して長く持ちます。

    

 

用途にもよりますが、編み始めと終わり部分は接着剤を塗って固定し、

上から別の革紐で巻いてしばって留めるとか、

芯入りであれば別の革で挟んで縫い閉じるとか、

そうした方法で終えることが一般的だと思います。

 

 

以上が8本の編み方でした。

 

 

私は説明があまり上手ではないのですが、こんな説明でもお役に立てれば嬉しいです。

お試しになられる方、どうぞ良いものが出来上がりますように!

 

 

 

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